転職1ヶ月で辞める際に知恵袋でよく投稿されている質問はどうなっているのかな......
転職1ヶ月で辞めて大丈夫と言われているけど、いざ辞めて新たに転職しようとすると悩みますよね。
筆者も過去に転職して1ヶ月で辞めたいと思い知恵袋を検索していた過去があります。
本記事では、転職して1ヶ月で辞める際に知恵袋によく投稿されている質問の解決策について紹介します。転職に関しての悩みを解消しましょう。
この記事のまとめ
- 転職して1ヶ月で辞める際に知恵袋で相談が多いのは早期退職についての今後の影響
- 転職して1ヶ月で辞める際に知恵袋で相談が多いのは上司に退職を伝えるタイミング
- 転職についての問題解決をスムーズに進めたいなら転職エージェントの利用がおすすめ
【本記事の執筆者】
優介(@yuusuke11127)
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転職して1ヶ月で辞める際に知恵袋によく投稿されている質問の解決策|6選
転職して1ヶ月で辞める際、知恵袋によく投稿されている質問の解決策は以下の6つです。
- 転職1ヶ月で辞めるのは最低ですか?
- 試用期間が経過していない6ヵ月前に辞めたらダメですか?
- 転職1ヶ月で辞めると次の転職は難しいですか?
- 退職の意思を伝えるタイミングはいつがいいですか?
- 退職の意思を伝える際はどのように声をかけたらいいですか?
- 会社を1ヶ月で辞めるのが言いづらいときはどうすればいいですか?
詳しく解説します。
転職1ヶ月で辞めるのは最低ですか?
転職1ヶ月で辞めるのは必ずしも「最低」とは言えません。むしろ、短期間の決断でキャリア最善の選択となるケースもあります。
転職1ヶ月で辞めるのが最低とは言えない理由としては、以下のとおりです。
- うつ病や過労死などのリスクを回避でき心身の健康を守れる
- パワハラや長時間労働、違法行為などが横行している職場であればキャリアに対して損切りができる
ただし、転職1ヶ月で辞めると自分のキャリアに一部悪影響を与える可能性もあります。そのため、軽率な判断は避け、以下の点を踏まえて慎重に状況を判断してみてください。
- 辞める理由が明確かどうか
- 周囲への影響を最小限に抑えられるかどうか
- 次の転職先がすでに決まっているかどうか
- 経済的な状況は問題ないかどうか
むやみに短期離職ばかり繰り返すとイメージの悪い「早期退職者」とみなされ、転職活動の際、不採用が続きかなりしんどい状況になってしまいます。
とはいえ、転職理由の伝え方次第でネガティブな部分はカバーできるのであなたに合わせたポジティブな理由を見つけてみましょう。
試用期間が経過していない6ヵ月前に辞めたらダメですか?
有期雇用労働者は原則として、労働契約の期間が1年を経過するまでは退職できません。
試用期間は一般的に3〜6ヶ月が標準的なので、試用期間中の有期雇用労働者の退職申入れは原則として認められないと考えられるでしょう。
ただし、親の介護や自身の病気など、やむを得ない事由があるときは契約の解除ができます。
(やむを得ない事由による雇用の解除)
第628条 当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。この場合において、その事由が当事者の一方の過失によって生じたものであるときは、相手方に対して損害賠償の責任を負う。
上記のように試用期間の6ヶ月中に辞めるのは問題ありません。もし、試用期間中に退職を考える場合、まず自分の契約内容を確認してみてください。
転職1ヶ月で辞めると次の転職は難しいですか?
転職して1ヶ月で辞めると、次の転職において不利になるケースがあります。具体的なケースは以下のとおりです。
- 早期退職ですぐに辞めると思われる
- 失業給付の対象外になるリスクがある
たしかにリクルートエージェントの記事内でも、コストや労力面などに対して一定数の採用担当者は1ヶ月以内の早期退職者に対してネガティブなイメージを持っています。
とはいえ、上記2つのリスクは「履歴書・職務経歴書」の書き方を工夫したり、貯金をしたりしておくと解消できます。
このように1ヶ月で辞めるのが必ずしも次の転職活動に不利になるとは限りません。大切なのは経験を活かして自己分析をおこない、次の転職先で本来の実力を発揮することです。
会社の雰囲気や仕事内容をリサーチし、適切な職場環境かどうかをしっかりと見極めましょう。
出典:転職を繰り返していても転職できる? 転職回数が多い場合のアピール方法|リクルートエージェント
退職の意思を伝えるタイミングはいつがいいですか?
退職の意思を伝えるタイミングは、状況によって異なります。一般的には、試用期間が終わってから1ヶ月以内に伝えるのが望ましいです。ただし、次のような場合は早めの退職を検討する必要があります。
- 心身の健康に悪影響がでている
- パワハラや長時間労働、違法行為などの問題がある
- 次の転職先がすでに決まっている
退職を考え始めたらまずは自分の感情や状況を整理し、退職の意思が固まったら速やかに上司や人事部の人に伝えてみてください。
退職の意思を伝える際はどのように声をかけたらいいですか?
退職の意思を伝える際は、上司に対して「今ちょっとよろしいですか?」と声をかけ、個室で話するようにしましょう。また、退職の意思を伝える際は、以下のポイントを意識してみてください。
- 丁寧な言葉づかいをする
- 退職の意思を明確に伝える
- 退職理由を簡潔に説明する
- 感謝の気持ちを伝える
- 今後について素直に伝える
上記の点を意識して、上司に退職の意思を伝えるとスムーズに退職が進められるようになります。
ただし、いきなり「今後のことでお話があります」といきなり退職を匂わす言い方は、上司の機嫌が悪くなる可能性があるので辞めておきましょう。
会社を1ヶ月で辞めるのが言いづらいときはどうすればいいですか?
会社を1ヶ月で辞めることが言いづらい場合、以下の対処法があります。
- 上司が納得してくれる緊急性の高い退職理由を伝える
- 口頭ではなく電話やメールで伝える
- 内容証明郵便で退職届を提出して配達の記録を残す
- 甘えだと言われないようにポジティブな退職理由を伝える
- 退職代行を使って上司と関わらずに退職する
理想は上司に対して素直に伝えて円満退職が望ましいですが、どうしても辞めにくい人は退職代行モームリのような退職代行を利用してみるのもひとつの方法でしょう。
転職して1ヶ月で辞める人が知恵袋に書き込みしている5つの内容
転職して1ヶ月で辞める人が知恵袋に書き込みしている5つの内容は、以下のとおりです。
- 会社の雰囲気に合わない
- 仕事に関して質問しにくい空気でツラい
- 思ってた仕事と違う
- やりがいがない
- ベンチャーの会社なので体制が整ってなく不安
それぞれ見てみましょう。
1.会社の雰囲気に合わない
転職して1ヶ月で辞める大きな理由のひとつとして、入社した会社の雰囲気や人間関係に馴染めず、自分に合わないと感じた場合があげられます。
仕事場は毎日過ごす場所なので合わない環境だと、仕事のパフォーマンスが下がったり、心が疲れたりしてしまい大変ですよね。
このような理由も転職に関して、知恵袋で相談される理由の一つと言えるのではないでしょうか。
2.仕事に関して質問しにくい空気でツラい
転職1ヶ月で辞める人の多くが、仕事に関して質問しにくい空気を感じストレスを抱えています。
実際、筆者が以前勤めていた職場でも「上司に質問しづらい空気があった......」「発言しにくい雰囲気だった......」といった不満の声は多数ありました。
このように仕事に関して質問しにくい空気も、知恵袋で相談される理由になっています。
3.思ってた仕事と違う
転職1ヶ月で辞める人の多くが、思っていた仕事と実際の仕事が大きく違うなと感じています。このように感じた結果、知恵袋に書き込みしている人も多くいます。
会社の採用担当者は、自社を想像以上によく見せようとする傾向もあるので注意が必要です。転職する際は事前に十分な会社調査をおこない、具体的な仕事内容を確認してみてください。
4.やりがいがない
転職1ヶ月ですぐに「やりがいがない」と感じるのは、仕事の期待と実際の内容のギャップや自身のスキルや価値観が仕事に反映されていないのが原因かもしれません。
たしかにやりがいがないと仕事のやる気も湧かずパフォーマンスも下がり、職場の満足度も低くなりますよね。
転職サイトの口コミでも「作業が単調で面白みがない......」「能力を発揮できる機会がない......」といったやりがいに関する不満の声が目立ちます。
このように仕事のやりがいについても、知恵袋でよく相談されています。
5.ベンチャーの会社なので体制が整ってなく不安
ベンチャーの会社に転職して体制が整っていないため、不安がでるケースもよくあります。ベンチャー会社は成長過程にあり人員体制や業務フロー、制度などが未整備な部署も多くあります。
また、ベンチャー特有のスピード感や変化の多さが、一部の人はストレスに感じるでしょう。このようなベンチャー特有の不安からも、知恵袋で質問する人が多くいるようです。
転職先が合わず1ヶ月で辞めたときの体験談の事例|3選
ここからは、転職先が合わず1ヶ月で辞めたときの体験談の事例について3つ紹介します。
- 同僚がまったく合わなかった
- 言われていた仕事内容とまったく違う仕事をさせられた
- 上司が高圧的で放置プレイさせられた
同僚がまったく合わなかった
転職先で同僚との関係が合わないとき、職場での不満やストレスが大きな原因となり結果として1ヶ月での退職につながります。
一人ひとり育った環境や性格も異なるので、合うか合わないのか仕事してみないとわかりません。筆者自身、同僚と意見が合わなかったり、変な対抗心を持たれて職場に居づらい経験をしました。
もし職場の同僚とうまくいっていないなら、最初に職場の人事や上司に相談してみましょう。状況が改善しない場合、転職エージェントやハローワークを利用して新しい職場探しも検討してみてください。
言われていた仕事内容とまったく違う仕事をさせられた
転職先で言われていた仕事内容とまったく違う仕事をさせられた場合、モチベーションが下がり1ヶ月で退職する人も多くいます。
筆者の場合、品質管理の仕事を言われていたのに現場の肉体労働させられて「なんでこんなことしなければいけないの......」と思った経験が過去にあります。
仕事内容が違うと期待していた職務に取り組めず、正直モチベーションが下がります。
上司が高圧的で放置プレイさせられた
高圧的な上司のもとで放置されると、社員のモチベーションは低下や職場離れを引き起こす原因となります。筆者も過去に転職した職場で、上司からの高圧的で放置プレイされた経験があります。
たとえば以下のとおりです。
- 一度ミスするだけで存在を否定される
- すぐに怒鳴ってくる
- 連絡事項を報告してくれない
筆者の場合、10年近く前の話になるので労働基準に関しても現在みたいに厳しくありませんでした。
もし、高圧的な上司が原因で退職を考えている場合、最初に社内の人事部や信頼できる別の上司に相談を試みることが重要です。
状況が改善されない場合は、リクルートエージェントのような転職エージェントやハローワークに相談して転職も検討してみてください。
転職して1ヶ月で辞める際に知恵袋によく投稿されている質問の解決策に関係するよくある質問
転職して1ヶ月で辞める際、知恵袋によく投稿されている質問の解決策に関係するよくある質問3つを紹介します。
- 正社員を1ヶ月で辞めたいのですが可能でしょうか?
- 転職を後悔している人は何割くらいですか?
- 転職後、一番辛い時期はいつですか?
正社員を1ヶ月で辞めたいのですが可能でしょうか?
正社員であっても、いつでも退職の申し入れができ1ヶ月で辞められます。民法627条1項では、退職の意思を会社に2週間前までに伝えれば退職できると定められています。
第六百二十六条
2 前項の規定により契約の解除をしようとする者は、それが使用者であるときは三箇月前、労働者であるときは二週間前に、その予告をしなければならない。
引用:民法|e-Gov法令検索
ただし、転職して1ヶ月目の試用期間中であっても労働契約は成立しているので、会社のルールを守った上で退職するのが基本です。そのため、会社の就業規則を事前に確認しておきましょう。
退職したとしても、元職場の上司や同僚との関係性がゼロになるわけではありません。今後のキャリア形成のためにも円満退職を目指すのがおすすめです。
転職を後悔している人は何割くらいですか?
厚生労働省の「令和2年転職者実態調査の状況」によると、転職して後悔した人(不満に思っている人)の割合は11.4%になっています。人数に直すと約10人に1人の計算です。
一方、満足している人の割合は53.4%と半数を超えており、約10人に5人は転職しています。
転職後、一番辛い時期はいつですか?
dodaのアンケートによると転職後、一番辛いと感じる時期は以下の順番です。
- 転職初日(33.7%)
- 内定後〜入社前(27.6%)
- 転職1週間以内(17.3%)
上記の結果から転職後のストレスは、理想と現実に悩む「半年まで」がピークのようです。半年間のピークが過ぎれば新しい仕事にも慣れて、やりがいやおもしろさを感じられるようになるかもしれません。
出典:転職1ヶ月、「新しい職場に馴染む」ためにしたい5つのこと|doda
まとめ:転職して1ヶ月で辞めても問題なく再就職できる
転職して1ヶ月で辞めても問題なく再就職できます。とはいえ、準備もなく感情まかせに辞めて転職活動するのは一定数のリスクが伴います。
そのため、転職をいますぐ検討中の方は、転職に関しての情報収集や応募準備を事前にしておきましょう。
もし、早期退職に不安を感じるときは、リクルートエージェントのような転職のプロに一度相談してみるのもよいでしょう。