転職の最終面接で最終稟議するので待ってくださいと言われたけど大丈夫かな......
最終面接まで進んだけど、本当に採用されるか不安になりますよね。
僕も転職活動中の最終稟議待ちの際はいつも不安でした......
本記事では、転職面接の最終稟議で不採用になる確率と2週間以上は危険信号になる理由について解説します。転職の最終面接で稟議待ちの人は、最後までチェックしてみてください。
この記事のまとめ
- 転職面接の最終稟議で不採用になる確率はある
- 最終面接の稟議が承認されるまで数日〜10日程度の期間はかかる
- 最終面接後の社内稟議されてから2週間以上経つと落ちる可能性が高い
【本記事の執筆者】
優介(@yuusuke11127)
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転職活動の最終面接で稟議をしている場合不採用になる確率は一定数ある
転職活動の最終面接で稟議をしている場合、不採用になる確率は一定数あります。
最終面接を通過した後も会社側が最終的に応募者を採用するかは、上層部の承諾を得る「社内稟議」を通過しなければいけません。
つまり、最終面接で採用担当者から良い評価を受けても、上層部が「弊社にふさわしくないな......」と社内稟議の段階で判断されてしまえば不採用になります。
そのため、最終面接を通過しても社内稟議で不採用となるリスクがあるのは認識しておきましょう。
最終面接の稟議が承認されるまで数日〜10日程度の期間はかかる
最終面接の稟議が承認されるまで、一般的に数日〜10日程度の期間がかかります。社内稟議は、複数の上層部から承認が必要な手続きです。
一般的な稟議は、稟議書の作成、提出、承認、決裁という流れです。「直接決裁」といって、承認を経ず申請から決裁にいくパターンもあります。
会社規模や募集ポジションによっても、承認者の人数が異なり承認されるまでの時間は異なってきます。また、承認者の出張や休みなどによっても、承認される時間は異なってくるでしょう。
そのため、あまり急ぎすぎず最終面接の社内稟議を待つようにしてみてください。
出典:稟議書とは?必要性や書き方から目的別テンプレートまで紹介|マネーフォワードクラウド会計
中途採用の転職における最終面接は80%前後と言われている
転職活動における中途採用の最終面接は、マイナビクリエイターの情報では80%前後の合格率と言われています。そのため、最終面接で手応えがあったとしても内定とは限りません。
最終面接の合格率が80%前後になる背景には、会社側の慎重な採用姿勢があります。
たとえば最終面接の段階では、人材として適格かどうかだけでなく会社の文化や組織への適合性など、総合的な評価がおこなわれます。
そのため、専門スキルや経験値が高くても、会社にとって最適な人材とは判断されないケースも少なくありません。このように最終面接に合格しても、必ず採用されるわけではないので油断は禁物です。
出典:最終面接(役員面接)の通過率を上げるには?よく聞かれる質問と回答例をポイントとあわせて解説|マイナビクリエイター
転職の最終採用稟議に通らない3つの理由
転職の最終採用稟議に通らない3つの理由は、以下のとおりです。
- 採用担当者が上層部へうまく伝えられない
- 社内のメンバーと合わないと判断された
- はじめから採用をする気がない
それぞれ解説します。
採用担当者が上層部へうまく伝えられない
採用担当者が応募者の良い部分を上層部へうまく伝えられない場合、最終稟議で不採用になる可能性があります。
採用担当者も人間なので、伝え方に差があり限られた時間の中で、候補者の魅力を上層部に伝えなければいけません。
そのため、最終稟議で採用されるかどうかは、採用担当者次第になる部分があるのは覚えておきましょう。
社内のメンバーと合わないと判断された
社内のメンバーと合わないと判断された場合も、最終面接の社内稟議で不採用になる確率が高くなります。
会社側は応募者に対して単に職務スキルだけでなく、社内でのうまく人間関係を構築してくれるかも確認しています。
そのため、最終面接で協調性やコミュニケーション能力が低いと判断されると、社内稟議に通りにくくなり不採用になる可能性も十分にあるでしょう。
最終面接の社内稟議に不採用にならないためにも、自分自身の強みを最大限に伝えられるようにしてみてください。
はじめから採用する気がない
一部の会社では応募者が多い場合、余分な人員を最優面接まで通して、人材を見極めようとしているパターンもあります。
そのため、最終面接まで進んだからといって、応募者全員を採用としていないケースもあります。
その他にも急な予算の変更があったり、別人材の内定を先にだしていたりするケースもあるようです。
最終面接後の社内稟議されてから2週間以上経つと落ちる可能性が高い
最終面接後の社内稟議されてから、2週間以上経つと落ちる可能性が高くなります。社内稟議が承認されるには、前述で紹介したように内定されてからの稟議待ちの期間は1週間くらいが一つの目安です。
そのため、2週間以上になってくると会社側の事情により見送られる可能性が高くなってきます。
もし、2週間以上経っても連絡が来ない場合、早めに人事担当者に確認し状況を把握するのも一つの方法です。また、時間をムダにしないように他の会社へ応募するようにしましょう。
転職活動の稟議不採用になる確率に関するよくある質問
転職活動の稟議不採用になる確率に関するよくある質問は、以下のとおりです。
- 稟議にかかる平均期間はどの程度ですか?
- 採用稟議にかかる日数はどの程度かかりますか?
- 最終面接後の最終稟議とは何ですか?
それぞれ解説します。
稟議にかかる平均期間はどの程度ですか?
稟議が承認されるまでの日数は、一概にはいえませんが、数日〜10日程度と幅があります。
会社規模や募集ポジションにより承認者の人数が異なり、承認者の出張で不在が続くといった状況によっては稟議にかかる時間が大きく変わります。
一般的な目安として、一週間ほど経っても連絡がない場合は状況を問い合わせてみてもよいでしょう。
採用の連絡はどのくらいで来ますか?
会社によっては、面接を終えるタイミングで「〇〇日程度で連絡します」「〇〇月〇〇日までに連絡します」というように選考結果の連絡日を教えてくれます。
このような事前告知がない場合は、最終面接後、数日〜10日程度で結果を連絡する会社が多いようです。早ければ3日程度、遅ければ10日以上かかるケースなどさまざまです。
最終面接後の最終稟議とは何ですか?
最終稟議とはどの人材に内定をだすのか、どの部署で受け入れるかの承認作業を指します。
応募者一人ひとりに対して採用条件をクリアしているか、給料や待遇をどう設定するか確認したうえで、各部署に通知をします。 つまり、最終面接終了後から内定条件の提示までの期間を最終稟議と言います。
まとめ:転職活動に稟議での不採用が怖い人は転職のプロに相談するのがおすすめ
転職面接の最終稟議で不採用になる確率はあり、危険信号としては2週間以上が目安です。
そのため、稟議待ちの時間をムダに過ごさないためにも、転職活動は自分が転職したい会社を見つけるまでは続けるようにしてみてください。
リクルートエージェントのような転職のプロからアドバイスをもらいながら、転職を進めていくのも良いのではないでしょうか。